ぎっくり腰の正体と初期対応

ある日突然ぎっくり腰に見舞われると、あまりの痛さに「腰の骨がどうかしたのか?」「脳に異常が??」と妄想が膨らみ、ちょっとしたパニック状態になります。

そこで、ぎっくり腰とは一体何なのか?なぜ腰に激痛が走るのか?を知って頂けたらと思います。

一般的に「ぎっくり腰」と言われるものの殆ど(一部例外もありますが)は、筋肉や筋膜に原因があります。

筋肉は想像がつくと思いますが、「筋膜」は??という感じだと思います。

筋膜とは、全ての筋肉と臓器を包んでいる薄い膜です。筋膜の特徴とは?

●痛みを感知する機能がある

●引き伸ばされることに弱い

ここで思い出してほしいのが「猫背」です。

例えばデスクワークをしている時、頭が前に出て、背中が丸まっていませんか?習慣的に猫背を続けた結果、背中の筋膜がパンパンなります。これは血流が滞り、筋肉の内圧が上昇し、筋膜が膨張している状態です。

イメージ的には、ソーセージの中身が膨らんで、皮が破けそうな感じです。

この状態で、クシャミや、ちょっと屈んだ動作がきっかけで筋膜に裂傷が起こり(ソーセージの皮が破ける)激痛が走り、ぎっくり腰となります。

ぎっくり腰とはどういうのものなのか知っていないと、「一体自分はどうしてしまったんだ!?何かヤバい!」という風にパニックになります。突然激痛が走り、動けなくなってしまうので無理もありません。

どうして良いか解らず、激痛を我慢して治療院を訪れる方もいらっしゃいますが、ぎっくり腰の初期対応は安静が第一です。横になってズキズキと痛む場所をアイシングしましょう。

アイシングすることで、筋肉・筋膜の炎症が抑えられ激痛は軽減されます。

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