当院にいらっしゃる患者さんは、ゴルフが趣味の方が多くいらっしゃいます。
ゴルフは上半身と下半身の捻転差を利用してボールを飛ばすので、腰に負担がかかりやすいスポーツです。
タイガーウッズ選手も腰痛が原因で第一線でのプレーができなくなってしまいました。
ゴルフをされている方のお身体を施術して思うのは、臀部の筋肉が緊張しているということです。
身体の回転は股関節を中心にしているため、どうしても臀部に負担がかかります。
ちょっとした実験です。
椅子に座って、胸の前で手を合わせて左右に振ってみましょう。
30度くらいの振り幅ではないでしょうか?
次に立って、胸の前で手を合わせて左右に振ってみましょう。
90度近い振り幅になりませんか?
これは立って股関節が働くことで、回転する可動域が増していることを示します。
背中が固くてボディーターンができない、という方がいらっしゃいますが、股関節周辺の筋肉をストレッチしたり、ほぐすことで柔軟性がでて、ボディターンがしやすくなります。
ラウンドの後は、股関節のストレッチも十分に行うと腰痛の予防になります。ぜひお試しください!